散策やウォーキングのスポットとして
親しまれているが、比較的普段は
人気もまばらで閑静な住吉堤防敷。
シーズンになれば桜の彩りは、天を覆うばかり。
海に近く、潮風の影響によって
開花時期は他の平野部より少し遅め。
木材港の南北を結ぶ榎浦(えのうら)大橋東詰から、昭北グラウンドに向かってゆるやかに伸びる総延長610mの堤防敷。その道の両側に、合わせて330本の桜が植樹されている。住吉堤防敷は、シーズンになると木々が色鮮やかな桜並木へと彩りを変える、廿日市市有数の花名所である。桜の開花前後には約300本のぼんぼりも灯され、幻想的な世界を演出する。
桜が満開を迎える4月第1日曜日には桜まつりが周辺一帯で催され、多くの人出で賑わう。